オーストラリアの中でも今回は南に位置する5番目都市のアデレード!ここでの生活、観光に欠かせない交通機関『アデレード・メトロ』のお役立ち情報をご紹介いたします!
みなさんオーストラリアと言ったらどこを想像しますか?
シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パース??
などを想像される方多いと思います。
色々な有名なオーストラリアのエリアがありますが、今回は南オーストラリア州にあるアデレードという都市での足となるアデレード・メトロに関してご紹介いたします!
コロナもそろそろあけてきて、久しぶりに海外記事の投稿となりますが、これからは海外に関する記事も色々あげていけたらと思っています。
今回の記事はこんな方におすすめ!
- オーストラリアへの観光を考えている方
- オーストラリア留学やワーホリを考えている方
- アデレードへ観光を予定している方
- 海外の交通機関に関して参考にしたい方
みなさん!アデレードという都市をご存知でしょうか??
意外と日本人には知られていない都市なのですが、世界で住みたい街ランキング上位にも入っている都市なんです。すごく居心地が良い街で留学やお隣の州であるメルボルンのついでに観光に行くのにもおすすめですよ!
次にアデレードに行く機会があった際は、絶対にメルボルン〜アデレードを結ぶ長距離鉄道『The Overland』に乗っていきたいと思っています。
⏬コロナの影響で、一旦海外の記事はストップしていた為、2年前に投稿した記事ですがアデレードに関してもっと知りたい!参考にしたい!って方は、下記の記事チェックしてみてください!
海外あるあるの下記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
アデレード来たはいいけどさ、ここからどう行動すればいいんだ?
全然電車も周辺にないし、バスも乗り方がわからんよ〜〜。
空港も電車走ってないし、、どうしよ。
皆さんやはり知らない所に行くと日本と交通が全然違っていたりで戸惑ってしまうことありますよね。
そこで、今回はアデレードに来た際、迷わず行動できるように交通情報をシェアしていきたいと思います。
※この記事は、2016年3月〜2017年6月までの写真を使用していますが、できる限り情報は2023年9月現在の情報を参考に記事作成をしています。
アデレードメトロに関して
アデレード市内の交通手段ですが、タクシーを除いて全てアデレード・メトロで成り立っています。
日本だとJR以外に地下鉄、私鉄、私鉄バス、都バス、市営バスと数えきれないほどの交通を運営している会社などがありますよね。オーストラリアには日本のように色々な会社が運営する私鉄はありません!
というよりここまで様々な私鉄が走っている日本がレアかもしれません。
アデレードでは、アデレード・メトロ1つで街全体の交通を支えています。これ1つをマスターする事で簡単にアデレードを満喫することができますよ!
南オーストラリア州の政府が管理・運営しているので、値段もそこまで高いわけでもなく、かなり利便性が高いです。留学生は特に安くて嬉しい。
アデレードに来た際はアデレード・メトロを駆使して上手にお得に観光を楽しんじゃいましょう!
アデレード・メトロの交通種類は3種類!
まずはアデレード・メトロの乗り物の種類をご紹介します!
アデレード・メトロは下記の3種類の乗り物で成り立っています。
アデレード・メトロの時刻表はこちら(Adelaide Metro公式サイト)
バス・鉄道・トラムのマップはこちら(Adelaide Metro公式サイト)
バス
アデレードではバスが1番多く走っていて、大活躍すること間違いなしです!日本のように電車の交通網がすごく発達しているわけありません。
その為、1番利用する率が高いのがバスになります!
バスの本数は基本30分〜1時間、ピークタイムは10分間隔で来るなどバスによって様々です。
ただバスだけでも膨大な種類があり、英語で長〜〜〜〜〜く行き先が書いてあるので、まず行き先が読めないんですよね。。。最初は行き先がわからず苦労する方が多いと思います。
そこで私が正確にバスを判断してた方法は行き先の横に記載されている番号です。
日本と違い、長い英語を読むのは至難の技。その為、G10、174などの番号でどこまで行くバスなのかを確認していました。(海外において番号は非常に助かる目印です!)
あと、オーストラリアでバスから降りる時に運転手に『Thank you!!』と言うのが当たり前になっているので、降りる時は元気にお礼を言いましょう!!
バス乗車の際には、注意点があります!
①同じ番号でも、番号の横にA,B,C,Xなどがついていることがあります。その場合かなりややこしく、途中止まりやエクスプレスなどを意味したりする為、注意が必要です。
例としては、下記のような感じです。
- 途中止まりで、意味の分からないところで急に降ろされる事あり。
(ちなみに私は途中で降ろされて彷徨いました!!)
→ (例) G10AやG10Bなど - Xがついているバスはエクスプレスの為、止まるバス停に制限あり。
(結構通過したりして戻るのが大変だったりも。。笑)
→ (例) G12X - Fがついているバスは途中で降りる方、又は乗る方限定で止まるなんてバスもあり。乗車は止まるけど、降車は止まらないなどの謎ルール。
(通勤ラッシュの時間に多く、厄介。。)
→ (例) G30F
他にも行き先によって色々パターンがあると思われます!
②実は日本と違って、バスの車内にアナウンスがありません。
降りるバス停が近くなったタイミングで自分で見極めてSTOPボタンを押す必要があります。
ちなみに、私は何度か押すタイミングがずれて、通過しました。。笑
③バスの車内でチケットを購入する場合は、現金のみの為ご注意ください。
上記でバスの行き先が迷ったら手段としては、やはり運転手に聞くのが1番。
英語苦手だよ!って方は、事前に利用するバスを調べるか、Wifiある環境があればその場で調べておくのがおすすめです。
Googleマップで調べておくと正確に乗るべきバスの番号が出て来るのでおすすめですよ!海外での移動ではGoogleマップは手を離せない存在になります!
下記は例です!
空港からシティまでバスが直結!
実は、空港からアデレードのシティまでバスで1本で行くことができます!
バス番号はJ1かJ2のバスでシティまで行けます!(前まではJ1Xで2階建てバスがあったのですが、今はなさそうです。)
空港のバス停には券売機があり、そこでこれから大活躍するメトロカードという日本でいうスイカやパスモ的なカードを購入できます!(チケットの購入もできますが、値段が高いのでメトロカードの購入がおすすめ)
現金またはクレジットカードどちらも利用可能です!メトロカードに関してはこの後の購入方法でご紹介します。
メトロカードを購入してチャージしたら早速メトロカードを駆使してアデレード観光を楽しみましょう!
鉄道
鉄道は日本の様に種類が全然多くなく、6つの路線が走っています。そして本数もかなり少なくバスと同じ感覚です!
そしてスピードもかなり緩やかに走ります。日本の鉄道に慣れているとこの電車のんびり〜だな〜〜って感じます。それでもバスよりは速いですよ!
日本のように空港から鉄道が出ていればすごく便利だと思うのですが、残念ながら空港まで行く鉄道はありません。
鉄道は全部で6種類!
- Seaford Line(シーフォードライン)
- Flinders Line(フリンダーズライン)
- Gawler Line(ゴーラーライン)
- Outer Harbor Line(アウターハーバーライン)
- Grange Line(グレンジライン)
- Belair Line(ベルエアライン)
鉄道利用の際も注意点があります。
- 鉄道も大体1路線で約30分〜1時間と本数は多くありません。バスと同じように事前に乗る鉄道の時間を調べておくのがおすすめ。(行っちゃったら結構ショックです、、笑)
- 日本と違って何も記載がありませんが、列車によって急行があります。乗っていたら急に降りる予定の駅通過するなんてこともあります。大きな時間ロスになってしまう事があるので注意。(特にSeaford Lineと平日のGawler Lineはご注意ください)
- 乗車時のメトロカードのタッチや切符購入は絶対に忘れないようにしましょう。(アデレード駅以外に改札がなく、頻繁にスタッフによるチェックが入ります!)
トラム
トラムは私が滞在していた頃は1路線しかありませんでしたが、現在は新しく路線が増えているっぽいですね!(ただ枝分かれした短距離区間ですが)
メイン路線はアデレードで1番行きやすいビーチ(グレネルグビーチ)からシティを通ってエンターテイメントセンターを結ぶGlenelg Tram(グレネルグトラム)です。とりあえずビーチに行きたい方はトラム1本でシティから気軽に綺麗なビーチに行けます。
トラムは全部で6種類
- Glnelg Tram(グレネルグトラム) ※一部無料区間
→Monseley Square(Glenelg)〜Entertainment Centre - Botanic Tram(ボタニックトラム) ※全て無料区間
→Entertainment Centre〜Botanic Gardens - Festival Tram(フェスティバルトラム)※一部無料区間・土日祝日のみ
→Monseley Square(Glenelg)〜Festival Plaza
なんと一部区間はいつでもトラムが無料!!
シティエリア(South Terrace〜Entertainment Centre、Botanic Gardens、Festival Plaza)とグレネルグエリア(Moseley Square〜Brighton Road)はなんといつでも無料で乗り放題!
私もシティ内の移動はとりあえずトラムに乗っていました!
※トラムで無料区間を利用する際は、メトロカードのタッチはしないようにしましょう!(タッチすると料金が発生します。)
アデレード・メトロの乗り方
アデレード・メトロの乗り方は2種類あります。
1、チケットを購入(値段が高いのでおすすめしない)
まずは普通にチケットを購入して乗る方法です。
バスの場合は、運転手に直接行き先を伝えると値段を教えてくれます。支払いが終わると切符をくれる流れです。
鉄道やトラムの場合は、車内やアデレード駅で購入ができます。
英語苦手だよ〜〜、ちょっとめんどくさいな〜〜って方はできるだけ早めに次にご紹介するメトロカードを購入してチャージしてしまえばタッチするだけなので楽ですよ〜〜
それをこの機械(打刻機)の上から切符を差し込むと時間が打刻されます。メトロカードの場合はタッチします。
鉄道はアデレードの中心駅であれば、構内に販売機があります。その他の駅で乗る場合は車内に販売機があるのでそこで切符を購入しましょう!
2、メトロカードをチャージ (オススメ!)
アデレードにも日本でいうICカード的な感じでメトロカードというものがあります!
アデレード・メトロを利用するならメトロカードが圧倒的におすすめです!
メトロカードは、アデレード駅構内やトラムの駅にある券売機で購入・チャージが可能です。
このカードを購入し、チャージする事でタッチ一つで簡単に乗る事ができます。英語が苦手、できる限り話さず乗りたいて方にはオススメです!
そして紙のチケットを購入するよりも安く利用できちゃうので、観光の方もメトロカードを購入するのがおすすめ!
料金
アデレード・メトロの料金では、基本的にピークタイムとオフピークタイムの2つが存在します!
時間帯、曜日によって値段が変動する仕組みになっているのでご注意ください!
平日は基本的に通勤ラッシュタイムの時間帯がピークタイムで高くなります。そして、なぜか土曜日が1日中ピークタイムで高いのに、日曜日・祝日は1日中オフピークタイムで安いのです。
アデレード・メトロで観光巡りするなら日曜日・祝日がおすすめですね!
また、1日で沢山アデレード・メトロを活用したい!!って方は1日利用券を購入するのがおすすめですよ!1日使い放題!
- ピークタイム・・・・・平日の9時まで、15時1分から、土曜日の終日
- オフピークタイム・・・平日の9時1分から15時まで、日曜日・祝日の終日
アデレード・メトロの利用料金 ※2023年9月現在の片道価格
①チケットでの利用 ※チケットの方が料金が高いので注意!
- ピークタイムの場合
レギュラー 6.2AUD / コンセッション(学生割引) 3.1AUD - オフピークタイムの場合
レギュラー 4.2AUD / コンセッション(学生割引) 1.5AUD - 1日利用券(DAY TRIP TICKET) ※1日たくさん利用する方おすすめ!
レギュラー 11.7AUD / コンセッション(学生割引) 5.9AUD
②メトロカードでの利用
- ピークタイムの場合
レギュラー 4.25AUD / コンセッション(学生割引) 2.05AUD - オフピークタイムの場合
レギュラー 2.40AUD / コンセッション(学生割引) 1.2AUD
参考サイト:Adelaide Metro公式サイト
コンセッションとは?
大学生や専門学校、語学学校でフルタイムで通っている学生の為の割引料金で、通常の約半額料金で常に利用ができるんです!
コンセッションカードは、アデレード駅のインフォメーションセンターにて発行できますよ!上記の対象学生の方は学生証を持って購入しましょう!
※発行の際、学生証の提示が必要です。
※ハーフタイムで語学学校を通っている学生(ワーキングホリデーなど)はコンセッションカードの発行が対象外なのでご注意下さい。
アデレード・メトロのメリット
アデレード・メトロは日本の公共交通機関とは違ったメリットが沢山あります。お得に感じることもあるかも!
2時間以内であれば途中下車・乗り降りが何度でも可能!
メトロカード・チケット共に片道料金で利用を始めてから2時間以内はどこでも共通の料金で乗り降り自由なんです。ついでに途中で降りて買い物や外食なんてことも可能です!
バスもトラムも電車も全て関係なく乗り降り自由ですよ!カードやチケットは乗る度にタッチしたりしますが、何度タッチしても料金が変わらないので、ウキウキします。
日本ではこんなシステムないので、常にお得に交通機関を利用できてしまうので楽しくなりますね。私も2時間で色々周ったりしました。笑
どこでも一律料金!
アデレード自体がオーストラリアの中では小さめの都市ということもあり、どんなに遠いところに行くにしても同じ料金で利用ができます。遠ければ遠いほどお得ですね。
私は毎日一律の値段で色々なビーチやお散歩、郊外のスポット巡りなどしていました!日本とは違った光景を色々お得に堪能できて最高です。
フルタイムの留学生は料金が安くてお得!
先ほども留学生向けに料金で説明しましたが、留学生の方々は、学生証を提示するとコンセッションカードを発行でき、そのカードさえあればどこでも通常の約半額の値段で乗れてしまいます!
1番安い時間帯はなんと約100円くらい(オーストラリアドルの相場による)
アデレード・メトロを利用する際の注意点
アデレード・メトロの魅力や特徴を色々知ることができたと思いますが、日本とはシステムがそもそも違うので、利用する際の注意点があります。しっかりルールを守った上で楽しく利用しましょう!
改札がないからと無賃乗車は絶対にやめましょう!
アデレード・メトロは、アデレード駅以外の電車の駅には改札がありません。その為、無賃乗車できるんじゃない?て思ってしまう方もいるかもしれませんね。
しかし日本のように改札がない為、ランダムで突然スタッフが乗り込んできて全乗客のカードチェックを始めることがあります。(電車は結構な頻度で)
もし無賃乗車が発覚した場合、高額の罰金を課されることがあります。
せっかくの楽しみが台無しになってしまいますので、しっかりルールを守って乗車しましょう!
コンセッションカードを利用する学生は必ず学生証を携帯しましょう!
上記同様にカードチェックがあった場合、学生証の提示を求められます。もしその時に学生証を携帯していなかった場合、違反乗車として同じく高額の罰金を課せられる場合があります。(確か約2万円くらい)バスも同様です!
私の時はそこまで厳しくはなく、忘れてしまっても住所、電話番号、メールアドレスなどを聞かれるだけでしたが、今はより強化されているそうです!
コンセッションカードを利用できる方は絶対に学生証を忘れずに持って乗車しましょう!
いきなり鉄道が終日運休!?
実は、オーストラリアの鉄道は普通にメンテナンスで終日運休が不定期であります。
日本では、山手線や銀座線の工事による計画運休がありましたが、かなり話題になるくらいレアですよね。
他のオーストラリアの都市もそうですが、結構頻繁にあったりするので、巻き込まれないようにご注意ください。
一応終日運休の場合、基本的に代替バスが運行されているので行けない!ってことはないはずですが、予定時間よりかなり時間ロスになったりするので注意です!
アデレード・メトロでは乗車中は飲食厳禁!!
日本でもマナー的にはあまり良いわけではないのかもしれませんが、ルールがあるわけではありませんよね。結構電車でお酒飲んでいる方とかも見るので。
しかし、アデレード・メトロでは、乗車中のルールとして車内での飲み物や食事は禁止されています!最初私も知らずに購入したマックセットを持ち込もうとしてしまったのですが、バスの運転手にNO〜〜〜!!!って怒られてしまった経験ありです。
交通機関を利用する際には、ランチなどは済ませてから利用するようにしましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アデレードに観光する際に大活躍する交通機関のアデレード・メトロに関してご紹介しました。
アデレード・メトロは一律料金で動物園やビーチ、郊外のスポットなど色々遊びに行けちゃうのが魅力です!皆さんもアデレードに遊びに来た際は沢山アデレード・メトロを活用してアデレードを満喫してみてはどうでしょうか!
近日、アデレード・メトロで行ける観光スポットをご紹介した記事をあげようと思うので楽しみにしていてください!
⏬アデレードの魅力をもっと知りたい方は下記をチェックしてみてください!
⏬実は私にとっての初海外もここアデレードでした!初海外でいきなり1ヶ月間1人で現地まで行った体験談の記事もあります。ぜひ興味があればご覧いただければ嬉しいです!