大自然に囲まれたサウナ?
まるでキャンプのようなサウナ?
サウナがまるでアクティビティ?
サウナ後の水風呂は冷たい冷たい自然の川?
サウナにはよく行かれますか?最近はサウナや銭湯もレトロ、おしゃれスポットとしてインスタグラムとかであげられていたりし、かなり流行っていますよね。
私は寒い中の露天風呂やサウナが大好きで、真冬になると毎週金曜日に仕事の疲れを癒す為に銭湯やサウナで温まるのがマイブームとなっています。また、流行っているからなのかコロナ対策もあってなのか、最近かなり銭湯のサウナが行列になっていることが多くびっくりしたことも。
そんな昔から愛されているサウナですが、最近日本中に色々なタイプのユニークなサウナが増えているんです。そんな中で、大自然を活かしたユニークでまるでキャンプのように1日中楽しめるサウナがあるんです。実は私も今年初めてこの存在に知りました。
テントサウナです!
テント内でサウナ?
テント燃えないの?
煙充満しないの?
てか本当にアツアツサウナできるの?
テントサウナなんてどうやって準備するの?
こんな疑問点がたくさんでてくるかもしれませんね。
安心してください。実はテントはただBBQで使うようなテントにサウナのストーンを置いてアツアツに燃やすというわけではなく、しっかりテントサウナ用のテントがあるんです。サウナ用につくられている為、煙突から燃やした煙を排出し安全に楽しくアツアツのサウナを楽しむことができるんですよ。
しかも最近テントサウナがメインの日帰りプランなどがネットで予約でき、既に準備が整った状態でサウナを利用することができるんです。なので1から自分たちで組み立ててサウナストーンの入ったサウナ用のストーブを置いて空気を漏れないようにしてと、私たちが大変な準備の手間をかけることなくサウナを大自然で堪能することができます。
テントサウナは山や海など色々な場所でサウナプランの予約をして体験することができますが、今回は私が秋川渓谷での川沿いで体験したサウナ体験記をご紹介したいと思います。ぜひこの記事を機会に大自然のサウナを体験される方がたくさん増えてくれたらいいなと思い投稿してみました。
これからテントサウナを体験したい方や興味のある方、どういう感じでやるのか知りたい方など、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
まずはテントサウナの予約から!
テントサウナはネットで検索して簡単に探したり予約することができます。今回は気分転換に日帰りで気軽に楽しめるテントサウナを主軸に探しました。その中から私たちが選んだのが、秋川渓谷にある観光旅館の『山渓』で利用できるテントサウナです!
こちらの旅館では日帰りでテントサウナを1日レンタル予約することができます。テントサウナの予約は下記の予約サイトにて予約できます。
テントサウナの予約に関してはこちら(トトノウジャパン予約サイトより)
料金形態
料金に関しては色々あります。
- テントサウナのレンタル料(レンタルしたテントサウナによって異なる)
→4人用(12,000円)や8人用(22,000円)など種類豊富! - 入園料:1人 1,500円(小学生以上)※幼児は無料【オールシーズン】
→当日現地払い - (車で来た場合)駐車料金:1台 1,100円
→当日現地払い
→その他、オプションで追加料金があったりします。
(当日現地払い、事前支払いはオプションによる)
(例)サウナハットレンタル、BBQ用のコンロ、チェアなど
セット内容や利用方法、注意事項、合計金額例、キャンセルポリシーなど詳しい情報に関しては、下記の予約サイトリンクから各テントサウナの予約に進むと確認できます。
今回のマイルート
時間はおおよその時刻です。
10:30 車で友人を迎え合流
11:30 スーパーでBBQグッズと食べ物買い出し
12:00 旅館の『山渓』に到着
12:30 着替えなど準備を済ませてBBQ開始
14:00 テントサウナスタート
17:00 サウナ終了!車で温泉へ向かう
17:30 『瀬音の湯』で温泉入る
19:00 温泉を出発
20:30 帰宅
観光旅館『山渓』までのアクセス
目指すは西東京にある自然で溢れた秋川渓谷の旅館『山渓』です。
ちなみにテントサウナの利用時間は9:00〜17:00です。
東京にそんな自然溢れたところなんてあるの??って思う方もいらっしゃると思いますが、西東京の方は自然豊かな観光スポットが沢山あるんですよ!例えば、高尾山や奥多摩などです。秋川渓谷も立派な観光名所の1つです。東京とは思えないほどの大自然で癒されますよ。
車でのアクセス
秋川渓谷までは東京の都心部から高速道路(中央自動車道)を利用して約1時間ほどの距離のところに位置します。
今回は新宿駅→秋川渓谷の旅館『山渓』までのマップを記載しました。
また、秋川渓谷までは電車とバスで行く事もできます。ただ、今回はテントサウナの後に温泉『瀬音の湯』にも行きたく車の方が便利だったので、車で行きました。実際バスの時刻なども気にしなければならないので、おすすめは車利用です。
電車とバスでのアクセス
- JR(新宿→武蔵五日市)利用の場合、約1時間20〜40分で合計1,013円
- 西武新宿線(西武新宿→拝島)とJR(拝島→武蔵五日市)利用の場合、約2時間で合計859円
上記より電車の場合、値段も154円しか変わらないので、利便性的にJRのみでの利用がおすすめです。
テントサウナ実施時の持ち物
今回は日帰りなので持ち物は手軽で済みました。私が実際に持っていった持ち物はこちらです。
- サウナハットの代わりの頭に巻くタオル(サウナの熱は髪の毛に良くない為)
- バスタオル
- 水着(脱衣所はあります)
- ビーチサンダル
- 温泉入った後の着替え
- 1リットルの飲み物(私はアクエリアスを持参)
→こちらは絶対買っておいた方が良いです。(サウナの水分補給で大量に飲みました)
- 食材(買い出し)、BBQグッズ(箸、コップ、野菜、肉、皿など色々)
その他にも、虫除けスプレーや日焼け止めもあると良いです。ちなみに私はブヨに沢山やられましたので、、
自然に満ちた秋川沿いでのテントサウナ!
1時間ほど車を走らせたところで着きました!秋川渓谷に!
本当に大自然で何も周りにはなく、ワクワクします。
今回私たちが利用するレンタルテントサウナはこちらです!本当に川沿いの端っこにザ・テントですね。一見はキャンプにしか見えない。
けどよ〜〜く見るとちゃんと煙突がついています。こちらから煙がもくもくでてきますよ。
ど〜やってサウナ利用するんだろう?
ちゃんとスタッフが注意点と利用方法を詳しく教えてくれるので安心してください。
こちらのダンボールにぎっしり詰まった木材を使用して火をたいていくんです。確か2、3箱もらいました。
お先に川で小型BBQ!小腹満たし
さっそくサウナ入るぞ〜〜ってところですが、もうお昼がすぎていてお腹も空いていたのでまずは買い出してきた食材と小型BBQグッズを使って私たちの考えた小型BBQです。
実際に旅館のスタッフに聞けば、BBQ用の鉄の大きいコンロみたいのを有料で借りることができますよ。
さっそく準備に取り掛かります。まずは野菜を川の水で洗って適当に切ります。
そして焼きます!ダイナミックに切り過ぎて全然火が通らない笑、、みなさんはBBQの際、野菜は薄く火が通るように切るのがおすすめです、、
ちなみに行きに炭はホームセンター?みたいなところで購入し、使い捨て小コンロは友人が300円くらいで買ってくれました。名付けてリーズナブルな小型BBQです。
肉も突入です。意外と量多く買ってお腹いっぱい。
更に〆はホッケです。自然豊かな野外で焼いて食べるホッケは最高に旨し。
テントサウナ開始!
お腹もいっぱいになったところで片付けを済ませ、テントサウナ初体験スタート!!
こちらがサウナストーブです。テント内ではロウリュサウナを味わうことができます。使用方法はストーブの下の方に木材を入れる扉があります。そこで火を焚きます。火は着火マンで点火しました。使用中は扉は暑くて危険なので用意された手袋を使って木材を火の中に投入!していきます。そしてサウナストーンにお水をかけると熱気になってアッツアツになるんですよ〜〜
そしてこのお水ですが、匂い入りのエキスを入れていてめちゃ良い匂いなんです。確かミント?を入れました。記憶が定かでなくすみません。匂いは何種類かあるので、自分たちでチョイスして使用できます。
ちなみに木材は結構大量にもらえたので遠慮なく足しては足してました。入れすぎると効力が悪くなるらしいので入れ過ぎずにですね。調子に乗っちゃうと100℃越えちゃったりもするのでお気をつけてください。火もたけて良い感じになったらさっそくロウリュします。水を良い感じでジュワ〜〜てかけていきます。
本格的にサウナ状態です。湯煙を感じますね。この中に4人入ります。木の椅子は写真の右横にもありますよ。
10分ほど入っているとのぼせてきます。アッツアッツ状態だけどどう冷やすんだ〜??
水風呂は隣で流れている秋川??笑
もちろん大自然の中に水風呂の用意はありませんよ!
でも大自然を利用した水風呂的存在の水はありますよ。川です。のぼせて外に出たら下まで降りて入水します。
川ですが、水風呂以上に冷たくてヒリヒリが良い感じです。私だけ1分くらい浸かってました。笑
サウナに入る→アクエリアス飲む→川で冷やす→外で休憩→サウナに入る
これを6、7回くらい繰り返しました。まるで何かのトレーニングでもしてるのかって感じです。サウナは好きでサウナと水風呂を3回くらい繰り返したりはしますが、こんなに長時間サウナと向き合うのは初めてでした。良い汗を流した感じです。
外で休憩するようにチェアを2台有料でレンタルしていたので4人中2人はくつろげました。
テントサウナする際の注意点
テントサウナをする際にはいくつか注意点があります。
・蚊よりもブヨに要注意!!
今回行った秋川渓谷では、蚊ではなくブヨが大敵でした。ブヨは蚊と同じで血を吸う虫ですが、何が厄介かというと蚊の3倍くらい痒いです。蚊と違い血を吸うというより、ブヨは皮膚を噛みちぎってでた血を啜ります。その為、赤い点の傷ができます。最初はなんだこれ!て感じで何も感じないんですが、次第に激かゆ+痛みに襲われ1週間続きます。更に次第に赤く腫れあがり風船みたいに膨らみますよ。
ちなみに生息時期は3〜9月と一番行きたくなる時期に現れますね。
今回私は10箇所くらい刺され体全身が痒くて仕方ありませんでした。対策としてしっかり虫除けスプレーをかけたり、もし刺されたら指でつまんで毒を取り除きましょう。川で水風呂代わりに入ったり、外でBBQする際に狙われるので要注意です。
・体調管理は自己管理徹底!
サウナは汗を大量にかいては冷たい水風呂に入ってを繰り返して楽しいと思いますが、かなりエネルギーを使います。汗かく分喉もカラカラになるので、脱水症状を起こさないようこまめな水分補給ができる飲み物をしっかりと準備しましょう。正直250mlのペットボトルなんて一瞬にしてなくなるので、おすすめは1人1リットルのペットボトル(スポーツドリンクなど)を準備しておくと安心です。あとはこまめな休憩も大事ですね。
・木材入れたらサウナストーブのドアを閉めること!一酸化中毒に注意
サウナストーブを使用する際に木材を入れて火を焚きますが、入れた後扉を閉めないと一酸化中毒でやられてしまうそうなので気をつけましょう。利用時に注意事項で伝えられると思います。
・テントサウナ内は狭いのでふざけて大やけどしないように!
当たり前ですが、サウナストーブは非常に熱いです。水掛けただけで一瞬で蒸発するレベルです。おふざけして大怪我などないように注意して楽しみましょう。
これらを気をつければ、サウナアクティビティて感じで本当に充実した1日を過ごすことができますよ!
サウナでたくさん汗をかいたら温泉でスッキリ!
サウナで汗をかきまくった後は疲れを癒す為に必須な場所、温泉に行きます。温泉は旅館にはないので、予約サイトでおすすめされていたところへ車で向かいます。
『秋川渓谷 瀬音の湯』という温泉で疲れを癒します。
アクセス
車の場合、旅館山渓から所要時間10分ほどでかなり近いです。
電車、バス利用の場合、先ほどの『電車、バスでのアクセス』でご紹介した旅館山渓最寄りの戸倉(バス停)から更に先へ向かうバスに乗車します。5つ先の荷田子(バス停)で下車し12分ほど歩いたところです。料金は263円です。時間のタイミングが合えば合計30分ほどでいけます。
また、瀬音の湯からは武蔵五日市に行ってくれるバスが走っているのでそちらを利用すると便利です。料金は330円です。乗車時間は17分ほどです。
終バスにご注意ください。武蔵五日市行きの終バスは平日が20:33、土休日が20:01です。本数がかなり少ないです。詳しくは下記のアクセスに関するページをご覧ください。
瀬音の湯←→武蔵五日市のバス時刻表などに関してはこちら(秋川渓谷 瀬音の湯公式サイトより)
まとめ
いかがでしたでしょうか?サウナにこんな大自然を満喫できるキャンプのようなサウナがあるのか!!とびっくりされた方もいるのではないでしょうか?私はこれを初めて知った時凄いアイデアだなと思いました。
実際私たちは2022年5月の前半(ゴールデンウィーク)に行った時の体験記です。まだ夏に入る前で涼しさを感じる時ですね。行ってみて思ったおすすめの時期は寒過ぎず暑過ぎない5、6月や9、10月あたりがちょうど良い時期なのかなと思いました。
サウナではありますが、水風呂代わりの川が5月でもかなり冷たかったので、冬は流石にきついのではないかって感じです。あくまで私の主観なので、参考でお願いします。
今回私は西東京の方の山の中にある秋川渓谷というところの川でテントサウナを体験しましたが、実際に調べてみると他にも色々なユニークで楽しそうなサウナがあります。ビーチ?にテントサウナがあり、海の水が水風呂代わりのところもあるそうです。
皆さんも今回のテントサウナの記事を参考にぜひ色々なユニークで遊び心満載なサウナを探してみてはいかがでしょうか?