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Tokyo

【二・二六事件の現場残る】東京の隠れた観光地『江戸東京たてもの園』で本物の歴史的建造物を見学

実はあまり知られていないのですが、東京にも歴史的建造物が集まるテーマパーク的な場所が公園の中にあるんです。

どんどん歴史的建造物ってなくなっていくな
もっと歴史を感じる場所ってないのかな
昭和時代が漂う雰囲気のところてなんかレトロでいいな
昔ながらの街並みをもっと満喫したいな

こんな感じで、レトロで可愛い、昔懐かしい街並みを歩いてみたい!楽しみたい!って思う方は必見です。特に最近は昔ながらのレトロで懐かしいスポットがインスタ映えで流行ったりしていますよね。

私も昔ながらの歴史的建造物とかが大好きでヨーロッパのように古い街並みがそのまんま残っているのに憧れたりします。日本ではだいぶ街が綺麗に新しく更新されていっていますね。そんなレトロさが消えつつある東京でも昭和チックで昔ながらの本物の歴史的建造物が集められて見ることができる歴史好きやレトロ好きにはもってこいな隠れた観光地が東京都内にもあるんです。

その名は江戸東京たてもの園です!

江戸東京たてもの園

中には聞いたことある!て方もいらっしゃるとは思いますが、私は最近まで知りませんでした。しかし、行ってみたら園内にずらりと歴史的建造物が街のように並んでいて、居心地が良く楽しかった為、今回より多くの方にこの古き良き建物がズラリと並ぶ江戸東京たてもの園の魅力や楽しみ方を共有したいと思い投稿いたしました。この後には二・二六事件で暗殺の現場となった邸宅もご紹介します。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

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江戸東京たてもの園とは

江戸東京たてもの園は、都立小金井公園という東京ドーム約1.5個分のかなり大きな公園の中にある野外博物館です。

どんどん失われつつある江戸や東京を中心とした歴史的建造物をこの小金井公園の敷地内に移築し、保存されています。実際にあった建築物を復元したり展示したりしています。まさに残して欲しい古き良きたてものたちが勢揃いしている懐かしさに溢れた野外博物館なんです。

江戸東京たてもの園は分館なそうで、実は墨田区の両国駅が最寄りの東京江戸博物館が本館らしいです。

江戸東京博物館は有名で高校の時に学校でも行ったこともある室内博物館です。江戸東京博物館では江戸時代の400年間での歴史的文化財や模型などで江戸の歴史や雰囲気など色々と勉強しながら楽しむことができ、面白いです。歴史好きな方にはおすすめしたい博物館です。

現在、江戸東京博物館は大改修工事により長期休業中とのことなのでご注意ください。3年後のお楽しみですね!江戸東京たてもの園は通常営業しているのでご安心ください。

【休館期間】令和4年4月1日~令和7年度中(予定)

大規模改修に伴う全館休館のお知らせ(江戸東京博物館公式サイト)

江戸東京たてもの園では本当に江戸の街、昭和の懐かしい街にやってきたかのような感覚を味わう事ができます。実際に建物内を見学したり、建物内がご飯屋さんになっていたり色々な体験ができるのが魅力です。これから江戸東京たてもの園でできる様々な魅力を共有していきますので最後までご覧いただけると嬉しいです。

アクセス

江戸東京たてもの園までは2種類のルートで行くことが可能です。

  1. 新宿駅からJR中央線で武蔵小金井駅まで行くルート
  2. 西武新宿駅や高田馬場駅から西武新宿線で花小金井駅まで行くルート

所要時間はどちらから行っても大体40〜50分程度で行くことが可能です。

最寄駅からバスでのアクセス

  • JR中央線の場合は武蔵小金井駅で下車 →バスを利用し小金井公園西口で下車 →徒歩5分で行くことができます。
  • 西武新宿線の場合は花小金井駅下車 →バスを利用し小金井公園西口で下車 →徒歩5分で行くことができます。

詳しくは下記の公式サイトをご参照ください。バスでのアクセス方法などを詳しく記載されています。また、車でお越しの方も駐車場情報が書いてあるのでご確認ください。

アクセス情報に関してはこちら(江戸東京たてもの園の公式サイト)

最寄駅から徒歩でのアクセス

江戸東京たてもの園はちょうどJR中央線と西武新宿線のど真ん中に挟まれた場所に位置しています。その為、どちらの駅から行っても徒歩25分で歩いて向かうこともできます

今回私は運動の為、節約の為、リフレッシュの為、行きは西武新宿線の花小金井駅から徒歩で向かい、帰りはJR中央線の武蔵小金井駅から徒歩で歩いて帰りました。坂道などもなく全然気軽に歩いていくことができたので、ぜひ徒歩で行くのもおすすめです。

武蔵小金井駅から徒歩で向かう場合は大通りをひたすら直進の為、かなり行きやすく便利でした。

花小金井駅から徒歩で向かう場合、大通りを直進で行くことも可能です。また別ルートでは小道を通っていくルートもあり、私は小道ルートから行ってみました。少し迷いましたが、Google MAPを駆使することでたどり着くことができるのでぜひおすすめです。途中公園の細い道を通っていける為、涼しくリフレッシュできました。

営業時間

基本の営業時間は、4〜9月が9:30〜17:30、10〜3月が9:30〜16:30です。

  • 入園は閉園時刻の30分前までなのでご注意ください。
  • 毎週月曜日・年末年始は定休日の為、ご注意ください。
  • 一部の夜間特別開園日は遅くまで営業することがあるそうです。(20:30まで開園など)
  • 月曜日が祭日だった場合、振替として火曜日がお休みになることもあるそうなのでご注意ください。

実際に行く前に営業時間の確認をしておくと安心ですね!

開園時間や料金に関してはこちら(江戸東京たてもの園公式サイト)

入場料

入場料はかなり安く入れるのも魅力の1つです!写真好きやたてもの好き、歴史好きな方とのデートにはもってこいな場所ですね。

大人 400円
65歳以上 200円
大学生 320円
高校生・都外の中学生 200円
中学生(都内在学・在中)・小学生以下 無料

※団体20名以上ですと割引もあるそうです。

園内でできること(魅力)

ゾーンによって全く違う風情を体験できる

園内は西・センター・東の3つのゾーンがあり、ゾーンによってテーマが分かれています。西ゾーンでは昔懐かしい建築様式の住宅を展示センターゾーンは歴史に残る邸宅などを展示東ゾーンでは商家、居酒屋、銭湯などまさに近代の懐かしくレトロな下町を歩いて体験できます。それぞれのゾーンで全く違う街並みや雰囲気を味わえる為飽きることなく最後まで建造物を楽しむことができますよ。

園内マップ

園内マップはこちら(江戸東京たてもの園)

歴史的建造物の建物内に入って写真が撮れる

色々ある歴史的建造物ですが、実際に中に入って歩き回ったり写真を自由に撮ることができます。邸宅であれば実際のキッチンや冷蔵庫、様々なお部屋などの雰囲気を肌で感じ取ることができるのが魅力です。
※ただし建物内にある物に触れるのはNGなのでご注意ください!

銭湯の着替え場銭湯の脱衣所
銭湯銭湯内にも入れます
居酒屋昔の居酒屋の中を再現

季節に合わせて四季折々の花や植物が見れる

江戸東京たてもの園は季節によって桜や秋の紅葉、四季に合わせた色々な植物など時期によってその場の雰囲気を変えてくれます。別の時期に行くとまた違った風景を味わうことができるのも魅力です。

私はもうすぐ夏の暖かい時期になりそうな時だった為、緑が溢れていて夏っぽい新鮮さがありました。次は紅葉の時期とかにも行ってみたいなと思いました。

歴史的建造物内で2箇所お茶休憩やご飯が食べれる

ご飯て園内で食べるところあるのかな
前もってご飯食べてきた方が良いのかな
疲れちゃったらどうしよ

こんな心配される方はご安心してください。実は江戸東京たてもの園では2箇所ご飯や休憩ができるお店化した歴史的建造物があるんです。その為、お腹空いた時の為とかご飯対策をわざわざする必要ございません!

園内にはどんなご飯スポットが?

そんな2箇所のお食事ができるスポットをご案内いたします。

たべもの処「蔵」
うどん屋さん

こちらは東ゾーンにあるうどん屋さんです。1階は休憩所スペースとなっていて、2階でうどんが食べられます。昭和チックな街並みの中にあり、とても気分を味わいながら美味しいうどんが食べられます。

今回私はこちらのうどん屋さんで冷たい山菜うどんを食べました。暖かいうどんも食べられますよ。しっかりとした弾力で美味しかったです。種類もきつねやとろろ、山菜など色々豊富にあり、お値段も大体600〜800円くらいで食べられるのでお手頃価格です。

営業時間

11:00~(ラストオーダー15:30)

カフェ「武蔵野茶房」
豪邸

こちらは西ゾーンにある復元建造物の「デ・ラランデ邸」でコーヒーやカレー、デザートもいただけるカフェです。落ち着いた雰囲気の中でリラックスができそうです。今回行く予定でしたが、時間がなくなってしまい断念してしまいました。ぜひ一息お茶やランチとして利用してみてください。

営業時間

4月~9月/10:30~17:00(ラストオーダー16:30)
10月~3月/10:30~16:30(ラストオーダー16:00)

レストランやお土産やさんに関してはこちら(江戸東京たてもの園公式サイト)

園内最大の見どころ

そしていよいよ園内の最大の見どころですが、少しだけ怖いスポットのご紹介です。なんと江戸東京たてもの園では、誰もが歴史で習ったことがある二・二六事件の実際の暗殺現場となった生の家が保存されているんです。

その場所は高橋是清邸です。どこかで聞いたことあるという方も多いと思います。

高橋是清邸

高橋是清は明治から昭和にかけて名をあげた政治家で、大正時代に内閣総理大臣も務められたこともあります。そんな高橋是清は1936年に起こった陸軍青年将校らによる要人を次々と殺害したクーデター未遂事件に巻き込まれ、この高橋是清邸の2階で青年将校らに胸を6発銃撃され暗殺されました。

そんな暗殺現場である高橋是清邸の2階のお部屋も実際に足を運んで見学することが可能です。もちろん撮影もOKですよ。実際に暗殺された生の現場となると少し怖さがありますが、やはり豪邸というだけあって外から見える庭園も綺麗ですごい良い景観でした。

実際の2階の暗殺場所の写真は撮っていなかったので、ぜひ足を運んで実際に見に行ってみてください。色々暗殺の時のことについて説明が書かれているので勉強にもなりますよ。2階から眺めた庭園の写真は収めていたのでご紹介です。こんな感じで落ち着いていてよかったです。

高橋是清邸の庭園

まとめ

いかがでしたでしょうか?

昭和の裏道

今現在歴史的な建造物やレトロな街並みが消えてきている東京で歴史的なたてものがこんなにも勢揃いしている博物館があるとは驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか?しかも値段もかなりお手頃価格で気軽に行けちゃいますね。公園のど真ん中にある為、家族で行って帰りに公園で遊んでから帰るのもよし、デートで公園をお散歩しながら寄ってみるのもよし。吉祥寺などどこかでお買い物などのついでに寄ってみるのもよし。色々なプランで取り入れて楽しめるスポットだと思います。

東京都心からもさほど遠いわけでもないので気軽に気分転換に楽しむことができますね。ぜひ皆さんも1度足を運んでみて季節感やレトロな街並みを散策してみてはいかがでしょうか。

昔の銭湯
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