岩と岩に挟まれた大自然の川を巡れる超贅沢な手漕ぎボートが九州にあるんです。
皆さん手漕ぎボートと言えば何を想像しますか?
井の頭公園とか池のある公園!
そこらへんの近辺の川!
こんなイメージですよね。私も幼い頃はボートとかに乗るのに興味があってよく乗りたい言っていたのが懐かしいです。実際に手漕ぎボートは1度しか乗せてもらったことはないですが、、
もちろん井の頭公園も自然豊かな池でのボートを体験したことがあり、本当に良いです。しかし、今回のおすすめスポットは一味違います。遠方からでもわざわざ訪れたくなる、最高に贅沢な手漕ぎボートスポットをご紹介いたします。九州に旅行を考えている方、旅行がお好きな方もぜひこちらを読んでいただき、行ってみたい観光地リストに入れていただたら嬉しいです。
そして今回は、2018年9月の旅行を題材とした3泊4日で行く九州巡り旅行1日目、高千穂峡がメインの高千穂編ドライブ旅行記を送らせていただきます。
※この旅行記は、2018年9月の旅行写真などを使用していますが、できる限り情報は2022年9月現在の情報を参考に記事作成をしています。
正直今回の九州巡り旅行コースは自分がとにかく行ってみたいスポットをチョイスしすぎ、かなり駆け足コースになってしまったので参考としてみていただけると幸いです。実際に旅行される際は、ゆっくりじっくり巡れるプランを立てるのがおすすめです。
今回のマイルート
時間はおおよその時刻です。
【1日目】
8:00 成田空港から出発
10:00 阿蘇くまもと空港到着
10:30 レンタカーで出発
12:50 高千穂峡に到着!散策
14:10 高千穂峡の手漕ぎボートに乗船
14:40 ボート終了
15:00 車で出発(熊本のミルクロードを経由し、由布院へ)
18:00 宿泊先の『ゆふいん山水館』に到着
宮崎・高千穂峡までのアクセス
今回の九州旅行スタート地は熊本県の阿蘇くまもと空港です。阿蘇くまもと空港から高千穂峡までは空港の中で1番近くアクセス良好だったのでチョイスしました。
高千穂峡までのアクセスですが、ちょっとだけ不便なんです。まず、高千穂峡には現在は電車が走っていません。その為、車かバスで行く方法があります。ただ、バスで行くには、延岡駅からいく必要があり、博多からとかだとかなり困難です。その為、車が最適手段になります。
高千穂峡までは車でのアクセスがベスト!
車でのアクセスが最適ですが、下記に示すようにかなりどのルートも所要時間が長いんです。1番最適なルートは阿蘇くまもと空港まで飛行機を利用し、そこからレンタカーで向かうルートです。熊本や宮崎付近を観光するにはかなり適しています。博多駅、福岡空港とかから行く場合でも車で行けない距離ではないので、熊本や大分など他の観光地とセットで行くのがおすすめです。
高千穂峡までの車での所要時間
- 博多駅から 約2時間40分(高速道路利用)
- 阿蘇くまもと空港から 約1時間30分
- 延岡駅から 約1時間
- 宮崎駅から 約2時間(高速道路利用)
- 長崎駅から 約3時間30分(高速道路利用)
- 鹿児島駅から 約3時間15分(高速道路利用)
博多駅からのアクセス
阿蘇くまもと空港からのアクセス
バスでのアクセス
バスでのアクセスは、宮崎県の延岡駅から行くことができます。宮崎方面から行く場合利用して行けますが、本数も少なく所要時間も片道2時間程度かかるので延岡からの場合でも車で行かれるのがおすすめです。車だと約1時間で行けます。
延岡駅→高千穂までのバスでのアクセス
ちょっと前までは鉄道でもアクセスできた?
2008年までは延岡から高千穂を結ぶ『高千穂鉄道』が走っていたそうですが、利用者減少による赤字と台風による災害が重なり、残念ながら歴史に幕を閉じました。しかし、高千穂鉄道を少しでも残したいという思いから線路の一部を観光地化させ、『高千穂あまてらす鉄道』として楽しめる施設ができました。手作りの『グランドスーパーカート』に乗って最大の見所の高千穂鉄橋まで行けたり、実際に走っていた鉄道での運転が体験できたりと楽しそうですね。まだ行ったことはありませんが、次高千穂に訪れたら際は『高千穂あまてらす鉄道』に足を運びたいと思います。
⏬興味のある方を下記のサイトをご覧ください。
高千穂峡とは?
高千穂峡は、宮崎県にある国の名勝で天然記念物として指定されているほど、美しい神秘的な峡谷です。峡谷は渓谷を更に深くしたバージョンです。五瀬川という宮崎を流れる一級河川の途中に位置します。約12万年前と約9万年前の計2回、阿蘇火山の大噴火によって大量の軽石流が流れ込み、冷却固結し、溶結凝灰岩となり、更に五ヶ瀬川の流れによって侵食されてできたそうです。まさに自然が生み出したスーパー峡谷です。
長い時を超えて侵食され続けた結果、現在約7kmにおよぶ高さ80〜100mの断崖が続いています。
営業時間
8:30~17:00(※最終受付16:30)
※夏季期間など特別期間では営業時間が延びることがあります。
手漕ぎボートは予約することがおすすめです。
※チケットには数に限りがあり、事前予約が完売した場合は、当日券の販売がないこともあるのでご注意ください。
※事前ネット予約可能期間は、乗船予定の1週間前の午前9時から2日前の午前9時までです。
※キャンセルは乗船予定の2日前の午前9時までです。
その他にも予約時の注意事項やキャンセルポリシーなど色々条件があるので詳しくは下記のサイトでご確認ください。
ボートのレンタル料金 ※2023年9月30日の情報
- 火〜木曜日 4,100円
- 金〜月曜日 5,100円
※シーズン期間は火〜木曜日も5,100円
⏬詳しくは下記に営業時間や料金なでの詳細の記載があります。
高千穂峡貸しボートの営業時間や料金などはこちら(高千穂町観光協会のホームページより)
阿蘇くまもと空港到着!!レンタカーでスタート
今回の旅行では、行きは飛行機で成田空港→阿蘇くまもと空港、帰りは新幹線で博多→東京というルートにしました。
正確な出発時刻は覚えていませんが、8:00頃出発で成田空港まで約1時間30分くらいの距離なので、電車は始発でした。
さっそく飛行機でまずは熊本まで出発です。今回実は初めてのANA利用です。
飛行機予約時のおすすめ
飛行機を予約される際は、スカイスキャナーというサイトから飛行機検索して調べるのがオススメです!
このサイトから自分の行きたい目的地の空港で検索すると、全てのフライト情報が出てきます。そこから更に最安、最短、どこ乗り換えかを確認でき、自分にとって、リーズナブルで最適な飛行機選びができます。どのフライトにするのかを決め、購入する際も、公式サイトからの購入や沢山の代理店の価格が一括で出てくる為、そこからどこが安くてお得かというのが一目で分かります。
そこから自分の良いと思った代理店でWEB購入しましょう!
※他の代理店などと比較し、明らかに安い航空券は後から手数料など請求がくることもあったので要注意です。他と比較し、評価スターが多いなど信頼できそうな代理店などから予約すると安心です。
2時間ほどで阿蘇くまもと空港に着陸!緑が綺麗です。。
レンタカーを借りたらいよいよ今回のメインポイントである高千穂峡に向かってドライブスタート!
大自然の宝庫、高千穂峡に到着!
阿蘇くまもと空港から車で約1時間30分かけて高千穂峡に到着しました。車は無料の駐車場もあるのでそこにとめれます。高千穂峡のすぐ近くなどで有料の駐車場もあるのでご注意ください。利便性を重要視している方は有料の第一駐車場がとても近いです。駐車場のすぐ横が川で出発時などブレーキかけていないと後ろに下がって落ちかけそうになったので駐車時注意です。
高千穂峡の駐車場案内
- 第1御塩井(おしおい)駐車場 有料 500円
- 第2あららぎ駐車場 有料 300円
- 第3大橋駐車場(無料)
- 第4押方駐車場(無料)
- 第5田口野駐車場
- 駐輪場:高千穂峡バイク専用駐車場(レンタサイクルなど)
こんな感じでもう既に高千穂峡の峡谷が見えてきます。ワクワクですね。
駐車場から手漕ぎボートの乗り場までは10分ほど歩きました。こんな感じの遊歩道があるのでひたすら道なりに進んでいきます。一部の遊歩道はバリアフリーにも対応し、誰でも楽しめる高千穂峡となっています。
上から見るだけでももう神秘的で癒されますね。これが紅葉の時期になったら真っ赤に染まりそうな気配を感じます。ボートも見えてきたのでいよいよ乗り場です。
ボート乗り場に到着です。この神秘的大自然の中の手漕ぎボートを体験する為に大勢の観光客で賑わっていました。平日に行ったこともあり、20分ほど並んで乗車できました。
さっそく乗車すると可愛いカモ?の群れが愉快に泳いでいました。
川でもこんなに観光客で賑わっているというのも中々すごいですね。ボートがお互いにぶつかり合いそうになります。上を見ると『神橋』という風情にあった橋が見えます。今回写真がないですが、この橋ともう2つの橋『高千穂大橋』『神都高千穂大橋』の3つの橋が同時で見れて写真撮れるスポットがあるそうです。その為、『高千穂三橋』と言われています。
もっと奥に行くといよいよクライマックスです!大自然の滝の爆流がボートに押し寄せてきます。この迫力満点の滝の名は『真名井の滝』と言い、日本の滝百選にも指定されているまさに高千穂峡の象徴とも言われる名爆スポットなのです。岩と岩を挟まれ、およそ17mの高さから目の前を滝が襲ってくるこの大迫力さはまさに自然界に襲われそうな気分で迫力満点。
こんなに深い大自然の堀の中を手漕ぎボートで冒険できるなんて中々の貴重な体験です。まさかこんなに迫力満点で自然に癒される手漕ぎボート体験があるとは、、
ボートの使用時間は30分なのでクライマックスを味わったところでボート乗り場に戻ります。超えると延滞金が発生してしまうので、、
いかがでしたでしょうか?写真だけでもこんなに綺麗でうっとりしてしまいますが、実際に行くと写真を更に超えて神秘的で感動します。滝の迫力さは実際に行ってみてご自身の肌で感じてみてください。宮崎にある高千穂峡のアクセスはかなり難しく、車でしかいけないところにありますが、そんなところにあるからこその絶景が待ち伏せています。
ぜひ九州へ行った際は1日でも高千穂峡の観光に時間をとってみてはいかがでしょうか。
大分の由布院目がけて出発!
高千穂峡を楽しんだ後は、翌日の観光特急『ゆふいんの森』に乗車する為、次の宿泊先である大分県の由布院に向かいます。
アクセス
高千穂峡から由布院までの距離はかなりの距離でした。途中熊本を通って大分まで行きます。私は贅沢にミルクロードという観光ドライブルートとして有名な大草原の道を経由して行きたかった為、由布院まで車で2時間30分ほどかかりました。経由しなくても15分くらいしか変わらないので、高千穂峡の帰りや阿蘇による際、ぜひ通っていただきたいです。
途中は熊本の大草原
私が運転していた為、そこまで写真が撮れませんでしたが、途中には熊本の大草原の道をただひたすら走り続けます。何もない1本道を走るので爽快で本当に気持ちが良いです。
車の窓の反射で見栄えは良くないですが、実際の景色は最高ですよ。
熊本に来た時のおすすめはドライブですね。
由布院到着!今回の宿は『ゆふいん山水館』
2時間30分かけてようやく到着しました。やはり距離が長いです。
駆け足で本来17:30までにレンタカーを返さなければ閉店してしまうのに18:00到着、、
電話して待ってもらっていたので助かりました。親切なスタッフでよかったです。皆さんもハードな予定にはせず安全に余裕持ったスケジュールを組むのがおすすめです。
今回はレンタカーを阿蘇くまもと空港で借りて、大分の由布院で乗り捨て利用しました。
※県をまたいでレンタカーを乗り捨て利用する場合、別途乗り捨て料が発生するのでご注意ください。乗り捨て料に関しては実際にレンタカー予約時、乗り捨てを選択して料金を確認してみてください。同都道府県内での乗り捨ての場合、乗り捨て料はかかりません。
無事着いたところで今回の宿『ゆふいん山水館』という温泉街の雰囲気ぴったりのホテルで夕食、温泉とくつろぎたいと思います。
ということで本日1日目はここまでにします。続きの『ゆふいん山水館』内での滞在エピソードから先は2日目の記事にてご紹介いたします。
高千穂峡から行きやすい観光地
今回は私が贅沢にいきたいやりたいことチョイスで行ったので、1つ1つの移動先がかなり遠くなってしまいました。高千穂峡から由布院も中々の遠距離です。実際、高千穂峡近くにも沢山の観光名所があり、車で気軽に行けちゃいます。高千穂峡は宮崎でも熊本寄りの為、熊本の観光地が行きやすくおすすめです。
熊本タウン
熊本タウンは私も実際には行ったことはない為詳しくはわからないですが、熊本城や熊本の人気ご当地キャラのくまモンを満喫できるくまモンスクエア、そしてグルメなら博多と並んで人気の豚骨ベース熊本ラーメンや馬肉の料理などグルメから観光地まで豊富に満喫することができます。
また、昔東京で走っていた地下鉄車両に乗って巡る熊本電鉄沿線を巡るプチ旅もいいかもしれませんね。最近新しく導入された車両はつい最近まで東京で大活躍していた銀座線や日比谷線の引退車両にも乗れます。くまモンの絵が書いてあるラッピング車にも乗れるかも。くまモン好きにはたまらないですね。
車で高速道路を利用して2時間かからないくらいの距離です。少しだけ遠いかもですね。
阿蘇山
阿蘇山は熊本の阿蘇に位置する現在も元気に活動中の活火山です。こちらも高千穂峡から遠くなく、行きやすいと思います。近くの阿蘇内のホテルで宿泊してから次の日に訪れるのも良いですね。阿蘇山までは熊本の大草原を通って行くので景色も広大で最高です。
私が行った時は運悪く火山が少しだけ活発なのか煙りだらけで何も見えませんでした。運が良いと火山口の中を見ることができますよ。
阿蘇山はバリバリの活火山です。火山の状況に応じては阿蘇山付近への立ち入りが制限されたり、色々な注意点があったりします。行く前に火山の状況や健康面など確認されてから行くようにしましょう。
高千穂峡から行きやすく車で1時間10分程度で行けます。
※阿蘇山の写真は2021年3月に行った時の写真です。まだこの記事の時には行っていません。時期を改めて投稿する予定です。
黒川温泉
黒川温泉は熊本にある有名な温泉街で、大分からもアクセスが良いです。ここの温泉は他では味わえない最高の風情が楽しめます。なんといっても夜になると温泉街の川がライトアップされ、デートとか家族旅行とか本当に最高の思い出になること間違いなしです。
距離も1時間20分程度で行けるし、大分にも近いので黒川温泉→由布院温泉→別府温泉と温泉巡りを楽しみたい方にはベストルートですね。
黒川温泉では、『入湯手形』という沢山ある黒川温泉の宿からお好きな温泉を3つ入れる日帰り温泉巡りに最適な手形も販売しています。どれも個性的で魅力的な温泉にお好きなのをチョイスできるので最高ですね。
※黒川温泉の写真は2021年3月に行った時の写真です。まだこの記事の時には行っていません。時期を改めて投稿する予定です。
興味のあるところは見つかりましたか?
ちょっと熊本タウンまでは距離はありますが、どの観光地もだいたい車で1時間30分〜2時間程度で行くことがでけるので便利ですね。他にも色々観光地があるのでぜひ高千穂峡と合わせて行ってみてはどうでしょうか。
1日目のまとめ
今回は『3泊4日で楽しみまくる九州巡り旅行記』の1日目、高千穂編としてお送りいたしました。
これを見たら高千穂峡に行かないわけにはいかない!!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この大自然が生み出した神秘的峡谷、高千穂峡で体験できる贅沢手漕ぎボートは一生の思い出になること間違いなしですね。デートや家族旅行、友達同士でも色々な楽しみ方ができると思います。ぜひ九州をドライブしたい!巡りたい!て方はルートに高千穂峡を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに高千穂ではないですが宮崎県内に友人がいるのもあり、機会を改めてもう1度高千穂峡に訪れたいなと思っています。今度は『高千穂あまてらす鉄道』とセットで!
続きの2日目が気になる!!って方は、ぜひこちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。1日目の夜での『ゆふいん山水館』の食事からの旅行記を載せています。