みなさんは紅葉を見にお出かけに行かれますか？
11月下旬から12月上旬にかけて綺麗な木々が真っ赤に染まる紅葉のベスト期間ですね。東京でも色々な公園などで真っ赤に染まった紅葉を見ることができます。
でも今回は、ただ紅葉をみるだけではありません。
夜の美しい芸術的な紅葉が見れるイベントがあります。ただ、土日の２日間のみ開催されるイベントで2022年度は11月26、27日ともう終了してしまいましたので、来年以降の参考として見ていただけたら嬉しいです。
なお、日中でも楽しめる紅葉は通常の時間にて見ることができます。
通常時の営業時間
| 4〜9月 | 9:30〜17:30 |
|---|---|
| 10〜3月 | 9:30〜16:30 |
今回ご紹介したい紅葉ライトアップは、東京の小金井公園の中にある江戸東京たてもの園です。
⏬以前にも通常時の江戸東京たてもの園をご紹介した記事もあるので、興味ある方は下記の記事もご覧ください。
江戸東京たてもの園ライトアップはこんな人におすすめ
- 近代などの歴史が好きな方
- レトロなたてものが好きな方
- 紅葉とたてものをコラボに美しい写真を撮りたい方
- ゆっくりお散歩しながら紅葉を満喫したい方
- カップルで夜の公園を歩きたい方（小金井公園の中にある）
ライトアップの営業時間
江戸東京たてもの園では、毎年時期に合わせて色々なイベントが開催されますが、年に2回だけ土日に特別夜間営業を実施するんです。
2022年度は、8月6、7日の土日に夏の夜イベント『たてもの園 下町夕涼み』、そして今回のテーマである11月26、27日の土日に開催された『紅葉とたてもののライトアップ』です。
普段は夏季期間で17:30、冬季期間では16:30に閉園してしまう江戸東京たてもの園ですが、この夜間特別営業のイベントの『紅葉とたてもののライトアップ』では夜の20:00まで営業しているんです。
ただ今年に関してはライトアップは終了してしまったので、江戸東京たてもの園での紅葉ライトアップが見てみたい方はぜひ来年の参考にしていただければ嬉しいです。
紅葉とたてもののライトアップ
- 営業時間：9:30〜20:00
- ライトアップ時間：16:30〜20:00
※混雑状況に応じては入園待ちになる可能性もあるかも。
料金
江戸東京たてもの園は、入場料がとにかく安いのも魅力の１つ！
通常時と値段も変わらないので気軽に行けちゃいます。
- 大人：400円
- 65歳以上：200円
- 大学生：320円
- 高校生・都外の中学生：200円
- 中学生(都内在学・在中)・小学生以下：無料
江戸東京たてもの園の紅葉ライトアップの魅力
江戸東京たてもの園以外でも色々なところで紅葉ライトアップを実施していますが、江戸東京たてもの園の紅葉ライトアップならではの魅力があります。
歴史的建造物と紅葉ライトアップのコラボ写真が撮れる
江戸東京たてもの園の1番の魅力！
江戸東京たてもの園では、真っ赤に染まった紅葉の木々とレトロでおしゃれな歴史的な建造物をコラボで写真を撮ることができます。その光景がひとたまりもなくおしゃれで落ち着きます。
エリアは、西・センター・東の3つのゾーンに分かれていて、それぞれまた違った雰囲気の歴史的建造物が立ち並ぶ野外博物館なんです。
たてものは実際に有名な方が住んでいたお家だったり、お店として利用されていた本物の建造物が移築されているので、レトロ感溢れたおしゃれなたてものと一緒に赤く染まった綺麗な紅葉写真が撮れます。
人がそこまで多くない
江戸東京たてもの園は小金井公園内にある隠れた観光スポット的な存在！
意外と知られていないスポットなので、土日でもそこまでは混雑することはないと思います。その為、紅葉の時期で綺麗な写真を撮るにはもってこいなスポットなんです。
今回の紅葉ライトアップもそこまで人が多くなく、控えめで落ち着いていたのがまたよかったです。
夜の歴史的建造物カフェでお茶やお食事ができる
江戸東京たてもの園では、歴史的建造物がカフェになっているお家があります。カレーやデザート、コーヒーなどでカフェタイムを過ごすことができます。
ライトアップなどの夜間特別営業日では、カフェも夜間まで営業しているので、レトロな西洋の空間で、昼間とはまた違った夜カフェでくつろぐことができます。
カフェ『デ・ラランデ邸』の紅葉ライトアップ営業時間（2022年度）
- 10:30〜20:00(L.O. 19:30)
今回はせっかくなので、ラストオーダーギリギリの19:20過ぎに来店！
実はオーダーはセルフレジ。機能が優れていました。セルフレジで商品をオーダーするとメイドさんが作って横の受け渡し口にて受け取れます。
こちらがメニューです！
今回は、パンケーキとブラック＆ホワイトチョコレートケーキのケーキセットを注文。セットにするとドリンクが150円引きでちょっとお得なのが嬉しい。
- 手前：パンケーキとカフェオレのセット(1,214円)
- 奥：ブラック＆ホワイトチョコレートケーキと有機アイスコーヒーセット(1,478円)
カフェの中は暖房や16:30～19:20まで暖炉も付いているのでとても暖かい。冬にもってこいなカフェでした。
また、デ・ラランデ邸は2Fも自由にお部屋の見学ができるので、ぜひカフェと合わせて行ってみてください。
カフェ以外にも特別営業日の為、東ゾーン辺りで屋台が沢山並んでいました。おしるこや温かいうどん、おでんなど販売していました。
キッチンカーの出店時間
- 15:00～20:00
キャンドルライトが美しすぎる
紅葉ライトアップでもう一つ写真撮りたいのが、キャンドルライトです。
約1,000個のキャンドルが火を灯してずらりと並んでいるのがとても美しくうっとりします。カップルやファミリーなどに必見なイベントですね。
キャンドルライト点灯時間
- 16：30～20：00
たてもの園の美しい紅葉ライトアップ巡りスタート
江戸東京たてもの園の様々な魅力が分かったのではないでしょうか。
ということで、さっそく紅葉ライトアップ巡りのご紹介です。入口はこんな感じで暗いですが、さっそく中へ。
チケットを購入すると１グループにつき1台、懐中電灯を貸していただきました。夜道は場所によっては暗いので安心ですね。
たてものと紅葉が美しい魅力的スポット
江戸東京たてもの園にはたくさんのレトロで魅力あふれるたてものが揃っています。おすすめしたい紅葉とたてものコラボスポットのご紹介です。
前川國男邸
江戸東京たてもの園に入場して最初に顔を出す前川國男邸。茶色の木造建築と紅葉の相性がバッチリ！
三井八郎右衛門邸
あの有名な三井財閥のお家。それだけ聞くだけでもすごそうにしか感じませんね。
立派なお家で中も見学可能です。3Fまでありました。昔ながらのキッチン。あじがあります。
2Fです。和の雰囲気にでっかいシャンデリアもあります。広すぎて1人だと怖くて寝れなそうです。笑
ちょっと緑ですが、2Fからの紅葉の景色も綺麗です。
高橋是清邸
こちらのお家ですが、実は歴史的有名な悲劇のあったお家なんです。
二・二六事件をご存知でしょうか。1936年に起こった陸軍青年将校らによる要人を次々と殺害したクーデター未遂事件ですが、実際に高橋是清が青年将校らにより銃撃され、暗殺された生の現場が残っています。
そんな2Fが暗殺現場ですが、紅葉が非常に美しくてそっちに目がいってしまいます。2Fのお部屋から覗いた真っ赤な紅葉が非常に美しいんです。
2Fの木の廊下から見る紅葉。少し不気味な雰囲気を醸し出しているのもまた良き。
庭園を覗くと盛大に真っ赤な紅葉です。いつまでも見ていたくなりますね。
1Fに降りて薄暗い廊下を渡って外に出てこれました。
ちなみに高橋是清邸の裏にある庭園は一方通行となっており、別のルートから通って見学ができますよ！
いかがでしたでしょうか。どのお家もみな紅葉とマッチしていて良い思い出になります。
昭和チックなレトロ溢れる東ゾーン
次は昭和の懐かしい街並みが楽しめる東ゾーンのご紹介です。
年代によっては見覚えのある光景で懐かしい方も多いかもしれないですね。こちらは昔東京を走っていた都電です。
新橋行きと書いてありますね。現在は都電荒川線の1本しか残っていませんが、一昔前までは都バス並にたくさんの都電が走っていたそうなんですよ。
車内にも乗車できますよ〜。
東ゾーン全体が昭和チックな街並みでレトロな写真が撮れるのが魅力です。
下の写真のたてものは、2Fがうどん屋さんになっていて、夜間特別営業日の紅葉ライトアップでは19:15がラストオーダーで夜間営業しています。
たべもの処「蔵」の紅葉ライトアップ営業時間（2022年度）
- 11:00〜20:00(L.O. 19:15)
東ゾーンを奥に進むと突き当たりに懐かしい銭湯があります。
こちら中に入って銭湯を見学できちゃいます。もちろんお湯は入っていないですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
たてものと紅葉が生み出す神秘的な紅葉ライトアップに見惚れてしまった方も多いのではないでしょうか。
江戸東京たてもの園は、たてもの好き、歴史好き、レトロ好き、カップルからファミリーなど色々な方が楽しめるおすすめスポットです。
都立小金井公園の中にある野外博物館なので、公園の散歩とセットとしてもおすすめです。
江戸東京たてもの園では紅葉だけではなく、季節に合わせた様々なイベントなどを開催しています。特別期間で無料開放日なんかもあります。
値段もかなりお手頃価格なので、ぜひ機会があったら行ってみてはどうでしょう。
下記に通常の江戸東京たてもの園の記事もあげているので、興味があれば参考にしてみてください。
